建築構造物の耐震基準偽装事件

土木構造物とは分野は少し違いますが、今建築の耐震基準の偽造(偽装)事件がニュースで話題になっていますよね。

あれは、設計者(だったはしくれ?)として信じ難い行為です。絶対に許されるべきではなくて、そうまでしないと稼げない業界全体の体質の問題が一気に噴出したものだと思います。

同じ建設業界でも、建築(ビルetc)は土木(橋、トンネルetc)と比べて過当競争が激しくなっているのは随分前からでした。何らかの歪が出るだろうというのも業界関係者なら薄々(しかし確実に)気づいています。

震度5レベルで倒壊、何もしなくても数年のうちに自壊(自分の重さで壊れること)なんていう構造物を作ろうとして、実際作ってしまった建築業界は猛省しなければなりません。

僕が思うに、これは氷山の一角です。

業界の自浄努力を期待するしかありませんが、長年(本当に長年!)、日本全体の縮図である「なあなあ主義」でやってきた人たちが本当にできるかと言えば、おそらく内部からは無理だと思います。

そのためにも、自分たち自身で疑いの目を持たざるを得ないのが実情ですね。
posted by basten at 09:50 | 耐震設計と防災の歴史
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。