耐震偽造事件の問題点の整理


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連日ニュースを騒がせている「耐震偽造事件」。

どうみても某宗教教団のようなノリの小嶋社長と取締役の態度に、私はとても誠実さを感じられません。私は同じ建設業界だったものとして、プロ意識が欠けた彼らに同情の余地も全くありません。と同時に、誠実な仕事をしている業者があるのも確かなので、この事件をきっかけにさらに過当不当な競争市場にならないか心配です。

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posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

耐震偽造事件のポイント


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個別カテゴリでも書いているのですが、日本の耐震基準は兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)でガラリと変わりました。もちろん、より大きな地震に耐えられるようにです。しかし、建築業界ではそのわずか数年後に、民間委託の一環として審査業務が「」から「」に移りました。ここは土木業界とは違うところですね。

ここで、今までの建築、建設業界を賑わしていたトピックについてのポイントは以下の通りです。


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posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

耐震偽造事件が起きた建設業界の流れ<兵庫地震以来>


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耐震偽造事件だけを考える前に、上記のそれぞれのトピックによって業界の流れがどうなったかについて、私は次のように考えます。


●兵庫地震で耐震設計の重要性が増した。



これにより、鉄筋増は避けられない状態になる。


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posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

耐震偽造事件が起きた建設業界の流れ<耐震基準が変わった結果>


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耐震基準が変わり材料費の総コストが高くなった



少しでも材料費を抑えるために手抜き工事を始める


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posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

耐震偽造事件が起きた建設業界の流れ<手抜き工事も騒がれた結果>


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●手抜き工事も最近騒がれるようになった



設計書段階から基準を満足しないもの、つまり材料が少なくなる方法で図面まで書く。


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posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

防災対策でなぜ耐震設計や防災の歴史を知らなきゃいけないの?

なぜ耐震設計の歴史??


と思われる方も多いかと思います。

これは、防災対策は大切だと思っていてもなかなか行動に移せない、移す気があまり起きないという方に、耐震設計の変遷を知ることで「ちょっとはやらなきゃいけないかな。」と感じていただけるかなと思ってのことです。

これを頭に入れておくと、なぜ防災対策を行わなければならないかということが多少クリアに分かると思います。

posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

建築構造物の耐震基準偽装事件

土木構造物とは分野は少し違いますが、今建築の耐震基準の偽造(偽装)事件がニュースで話題になっていますよね。

あれは、設計者(だったはしくれ?)として信じ難い行為です。絶対に許されるべきではなくて、そうまでしないと稼げない業界全体の体質の問題が一気に噴出したものだと思います。

同じ建設業界でも、建築(ビルetc)は土木(橋、トンネルetc)と比べて過当競争が激しくなっているのは随分前からでした。何らかの歪が出るだろうというのも業界関係者なら薄々(しかし確実に)気づいています。

震度5レベルで倒壊、何もしなくても数年のうちに自壊(自分の重さで壊れること)なんていう構造物を作ろうとして、実際作ってしまった建築業界は猛省しなければなりません。

僕が思うに、これは氷山の一角です。

業界の自浄努力を期待するしかありませんが、長年(本当に長年!)、日本全体の縮図である「なあなあ主義」でやってきた人たちが本当にできるかと言えば、おそらく内部からは無理だと思います。

そのためにも、自分たち自身で疑いの目を持たざるを得ないのが実情ですね。
posted by basten at 09:50 | 耐震設計と防災の歴史

最近は耐震偽装事件もあり、阪神の地震以来騒がれているような気がするけど

ビルや家屋、高速道路のような構造物の耐震設計についてニュースで耳にする機会が、10年、20年前より多くなったような気がしませんか?

これにはターニングポイントがあります。

そう、やはり1995年の阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)なのです。この時から、日本の耐震設計はガラリと変わりました。
posted by basten at 01:15 | 耐震設計と防災の歴史

耐震設計の何がどう変わったの?

構造物の設計にあたり重要なのは「外力(がいりょく)」と呼ばれる設計荷重です。

つまり「このくらいの力に耐えるように作られています」という前提のもとで設計を行うのです。そして「このくらいの力」に相当する設計外力のタイプ分けが、兵庫県南部地震以来、決定的に変わりました。

その内訳はすご〜く大雑把に言いますとこんな感じですね。


ゆさゆさタイプ(関東大震災:関東地震)

がたがたタイプ(阪神大震災:兵庫県南部地震)

「ゆさゆさ」タイプの方は、一方の大陸プレートが他方の大陸プレートに潜り込み、そのひずみが耐え切れないレベルになり、これを押し戻そうとするタイミングで起こるものです。揺れは名前の通り(勝手に僕がつけましたのでご了承を!)、ゆさゆさ揺れて時間が1分程度続くのが特徴です。最近関東でよく起こっているのはこちらのタイプが多いですね。

「がたがた」タイプの方は、断層と呼ばれる質の異なる地層同士が隣接しているとき、その地層が瞬間的にズレるタイミングで起こるものです。こちらの揺れ方は、がたがたと震えるように揺れて、ものの15秒程度で終わります。揺れの大きさ自体は、こちらの方が大きい場合が多いです。

そして、この2つのタイプの外力を別のものとして取り扱い、両方のタイプ(関東地震、兵庫県南部地震)で建物が耐えられるように設計され始めたのが、まさしく兵庫県南部地震以降なのです。

最近のものは、手抜き工事を別にしてこの耐震レベルを満足しているので、比較的安全と言えます。

しかしこの常識を覆したのが、耐震偽造(偽装)事件なのです。
posted by basten at 00:00 | 耐震設計と防災の歴史

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